猫の爪とぎは、段ボール製でも、好みのとぎ心地・姿勢・安定性が合えば使えます。ただし、床でとぐ猫に合う形と、立ち上がってとぐ猫に合う形は違い、段ボールをかじって飲み込む猫には別の対応が必要です。
選ぶときは、素材名や見た目より「どの姿勢でとぐか」「体を支えられるか」「傷んだ部分をどう替えるか」の順に見ると、候補を絞りやすくなります。この記事では、選び方と交換の目安を整理し、PEPPYで扱う段ボール製爪とぎを使い方別に紹介します。
※記事内の商品仕様・販売条件は、2026年10月25日に確認した公開情報に基づきます。
この記事を読んでわかること
- 段ボールは猫用爪とぎの選択肢の一つ。麻や木より全猫に向く素材ではない
- 床でとぐなら平置き・カーブ型、立ってとぐなら十分な高さのある縦型が候補
- PEPPYではカーブ型・ボウル型・縦型を、置き場所と交換方法で選べる
- 交換は一律に何か月と決めず、とぎ面・本体の強度・汚れ・猫の使い方で判断する
- 使わないときは置き場所と安定性から見直し、飲み込む場合は使用を中断する
猫の爪とぎに段ボールを選んでよいのは、好みと使い方が合うとき
段ボールだから不十分ということはありませんが、「猫なら必ず好き」ともいえません。同じ段ボールでも、表面の感触、厚み、形、踏ん張りやすさが異なります。まずは愛猫が普段どこで、どんな姿勢でといでいるかを見てください。
爪とぎは、単に爪の先を短くする動作ではありません。古い爪の外層をはがすことや、におい・引っかき跡によるマーキングなどに関わる自然な行動です。家具を守るには、行動そのものをなくそうとするより、といでよい場所を用意する考え方が基本になります。
米国猫獣医師会の資料では、段ボールのほか、麻縄、木、カーペットなどが爪とぎ面の候補として挙げられています。素材の好みには個体差があるため、特定の素材だけで正解を決めないことが大切です。出典:AAFP「Claw Friendly Educational Toolkit」。
段ボール製のよさは、形と交換方法を選びやすいこと
平らな板だけでなく、カーブしたベッド型、丸いボウル型、縦に伸びた壁型などがあるため、同じ素材のまま姿勢を合わせられます。今の段ボール製をよく使っているなら、次は同じようなとぎ面を保ちつつ、広さや安定性を改善する選び方ができます。
一方、使用に伴うとぎカスや摩耗は考えておく必要があります。カスが出にくい設計でも掃除が不要になるわけではなく、紙製のとぎ面を濡らして繰り返し使う前提にはしないでください。水洗いの可否は素材名から判断せず、その製品の手入れ方法に従います。
買い替えやすさも重要です。本体ごと交換するタイプと、中身だけ取り替えるタイプでは、残せる部品も保管する交換品も違います。「安く買えたか」だけでなく、使い切った後の手間まで含めて選ぶと納得しやすくなります。
麻や木を使っているなら、無理に段ボールへ替えなくてよい
すでに別の素材で落ち着いてとげていて、破損や設置場所の問題がなければ、段ボールへ統一する必要はありません。段ボールを追加する場合も、気に入っている爪とぎを急に片づけず、別の選択肢として試す方法が取れます。
また、段ボールを使わないからといって、素材だけが原因とは限りません。床でとぎたい猫に縦型しかない、軽くて動いてしまう、よく過ごす場所から遠い、といった条件を分けて見ると、次に変える点を判断できます。
買う前に見るのは、姿勢・大きさ・安定性・交換の4点
選ぶ順番は、猫の動作から必要な形を決め、置ける寸法を測り、固定方法と交換方式を確かめる流れです。大きな商品が常に合うわけでも、重い商品ならどこでも動かないわけでもありません。猫が実際に使う面と、足を置く面を別々に見るのがポイントです。
| 観察すること | 候補の絞り方 | 購入前の確認点 |
|---|---|---|
| 床や敷物に前足を伸ばしてとぐ | 平置き・カーブ型を検討 | 前足の動きと後ろ足の置き場を確保できるか |
| 壁や柱に向かって伸び上がる | 縦型を検討 | 体を伸ばせる高さと、倒れにくい土台があるか |
| といだ場所でそのまま休む | ベッド・ボウル型も候補 | 寝る面の広さと、乗り降りのしやすさが合うか |
| 同じ部分だけが先に傷む | 両面使用・交換式を検討 | 裏返し可能か、対応する替え部品が販売されているか |
外寸と、とげる面・体を乗せる面は同じではない
通販の幅・奥行き・高さは、まず家に置けるかを考えるための数字です。周囲に枠がある商品なら、外寸いっぱいを寝床として使えるとは限りません。普段の爪とぎの姿勢や、体を丸めたときの大きさと、商品画像にある使用部分を照らし合わせましょう。
縦型では、後ろ足をついて前足を伸ばしたときに、十分にとげる範囲があるかが目安になります。猫を無理に立たせて測るのではなく、いつも壁などで伸びている様子を観察すると負担をかけずに検討できます。
Cornell大学は、猫の好む素材と方向を観察し、それに合う爪とぎを用意すること、使用中に倒れない強度や十分な高さを持たせることを勧めています。高さだけ合っていても、揺れたり滑ったりする状態は見直しの対象です。出典:Cornell大学の爪とぎ行動の解説。
設置面と、交換品の型番まで一緒に見る
フローリング、ラグ、畳では設置条件が違います。滑り止めが付いているか、説明書が想定する置き方は何かを確かめ、置いた後にも猫の力でずれないか観察してください。段差や通路の狭い場所は、猫が乗り降りしにくくないかも見ます。
交換式は、商品名が似ているだけで替え部品を選ばないことが大切です。同じシリーズでもMとXL、単体とタワー用などで適合が異なる場合があります。本体名、サイズ、交換品名をひと組で控えておくと、買い足すときの取り違えを減らせます。
両面使用についても、見た目が似ているだけで裏返してよいとは判断しません。リバーシブルと明記された製品を、指定の向き・組み方で使います。裏側を使うために本体を不安定にしたり、分解が想定されていない部分を剥がしたりするのは避けましょう。
PEPPYの段ボール製爪とぎは、3つの使い方から選ぶ
PEPPYで検討するなら、カーブに乗ってとぐ、ボウルで丸まる、立って背を伸ばす、という使い方の違いから選べます。以下は性能順位ではなく、公式に確認できた仕様を使った候補整理です。猫が使うことや、一定期間の耐久性を保証するものではありません。
| 商品 | 確認できた大きさ・構造 | 候補になる使い方 |
|---|---|---|
| ごろん猫の爪とぎ ナチュラル 木目調 | 約幅55×奥行30×高さ16cm、約2.4kg、主材は段ボール | カーブのある面に乗ってとぎ、休憩にも使いたい |
| バリバリボウル(猫用ダンボール製爪とぎ) | Mは約径40×高さ12cm、XLは約径48×高さ12cm。中心の深さはいずれも6.5cm | 丸まる場所を兼ねたい。とぎ面の交換も考えたい |
| ガリガリウォール(猫用ダンボール製爪とぎ) | レギュラーは約幅35×奥行32×高さ70cm、約1.85kg | 立ってとぐ姿勢を段ボール製で確保したい |
ごろん猫の爪とぎ ナチュラル 木目調:乗ってとぐ猫の候補
「ごろん猫の爪とぎ ナチュラル 木目調」は、なだらかなカーブと約2.4kgの重量が特徴です。PEPPYの公開ページでは税込3,980円で、主材は段ボール、日本製と案内されています。幅55cm、奥行30cmの設置スペースを確保して選びます。
前足だけを細い板にかけるより、体を乗せる面を広く取りたい家庭で検討しやすい形です。公式説明では、前かがみで力を入れやすいよう工夫したカーブとされています。休憩場所を兼ねたい場合も、猫の寝姿と置き場所の広さを合わせて考えられます。
木目調でも研ぎ面が木製という意味ではありません。また、「木目柄の両面リバーシブル」という説明を、交換用パーツがあるという意味に読み替えないようにしましょう。この記事では、別売りの交換用研ぎ面が確認できている商品としては扱っていません。
重量や形は選ぶ材料になりますが、どの床でも動かない保証ではありません。到着後は平らな場所に置き、猫が乗ったときのがたつきを確認します。仕様と商品詳細:PEPPY「ごろん猫の爪とぎ ナチュラル 木目調」。
バリバリボウル:丸まる場所と、とぎ面の交換を両立したい猫に
「バリバリボウル(猫用ダンボール製爪とぎ)」は、すり鉢状のくぼみを持つタイプです。MとXLは外側の直径が異なる一方、記載されている高さは12cm、中心の深さは6.5cmです。外径だけで体が収まると決めず、猫の丸まり方も見て選びます。
公式説明で、爪とぎ部分は裏返して使え、別売りの交換用爪とぎへ取り替えられることを確認できました。枠を残したい家庭には判断材料になります。ただし、フレーム自体が傷んだ場合まで、中身の交換だけで使い続けられるとは考えないでください。
購入画面には本体と替え爪とぎが並ぶため、初めてなら本体を、交換目的なら手元のサイズに合う替え爪とぎを選びます。「2個」という表記があっても、本体2台とは限りません。届いてから枠がないことに気づかないよう、注文する品名を最後まで読むのが大切です。
税込価格は、本体Mが3,828円、本体XLが4,928円、替え爪とぎMの2個入りが3,608円、替え爪とぎXLの2個入りが4,378円です。ライトブラウンとダークブラウンで価格は同じでした。商品ページには大型商品送料660円の表示もあるため、選んだ種類に適用される送料を注文画面で確認します。購入候補:PEPPY「バリバリボウル」。
ガリガリウォール:段ボールで縦方向にとぎたい猫に
「ガリガリウォール(猫用ダンボール製爪とぎ)」は、底面に乗りながら立ってとげる形です。レギュラーの記載寸法は約幅35×奥行32×高さ70cm、重量は約1.85kg。平置きではなく、縦の面を求めている猫の候補になります。
内側が段ボール製の爪とぎ面で、滑り止めシールが付属すると案内されています。立って使う面だけでなく、猫が底面に足を置けるかも見ましょう。大きな家具の隙間へ押し込んで、乗る部分をふさいでしまうと、構造を生かしにくくなります。
税込価格はレギュラー4,488円、100サイズ5,258円、ワイド5,808円です。オリジナルブラウンとティーブラウンで価格は同じでした。背を伸ばした高さにレギュラーが足りるかは猫ごとに変わるため、価格だけで小さいタイプを選ばないようにしましょう。
本記事の寸法はレギュラーの数値で、別サイズへ流用できません。猫が伸びたときの位置と設置できる高さを先に合わせ、必要なサイズの価格と送料を比べる順番が適切です。仕様と商品詳細:PEPPY「ガリガリウォール」。
購入額は商品代だけでなく送料と返品条件も含める
PEPPYの基本送料は税込660円で、通常は1回の注文が税込10,000円以上で基本送料が無料になります。沖縄県や大型商品送料、クール便には別条件があります。大型商品送料の表示がある商品は、基本送料の無料条件だけで総額を判断しないでください。
たとえば、税込3,980円の「ごろん猫の爪とぎ ナチュラル 木目調」を1個、基本送料660円がかかる通常条件で買うなら、商品代と基本送料は合計4,640円です。会員特典、割引、別途送料、支払手数料などは含めていない条件付きの計算例です。
返品は事前連絡のうえ、商品到着後10日以内の返送が必要で、自己都合の返送料は購入者負担です。使用済みや組み立て途中・組み立て済みの商品などは対象外のため、「猫が使わなければ試した後に返せる」とは考えず、寸法や形を購入前に絞りましょう。不良品などの場合は扱いが別です。出典:PEPPYご利用ガイド。
使わないときは、買い替える前に置き場所と安定性を見直す
新しい段ボール製を使わないときは、すぐに商品が合わないと決めず、猫が選びやすい環境になっているかを確かめます。まず置き場所、次にぐらつき、最後に形や素材の順で整理すると、いくつもの条件を同時に変えるより違いを見つけやすくなります。
よくとぐ場所や寝床の近くから始める
部屋の見栄えだけを優先して、猫がほとんど行かない隅に置いても使われにくいことがあります。家具でといでいるなら、その近くに使ってよい爪とぎを置くのが一案です。寝起きに伸びをする猫なら、寝床の近くも候補になります。
Cats Protectionは、傷をつけている場所のそばへ爪とぎを用意することや、寝床の近くへの設置を勧めています。使うようになってから置き場所を変える場合は、急に遠くへ動かすより、猫の反応を見ながら少しずつ調整します。出典:Cats Protection「Cats and Scratching」。
複数の猫がいる家では、大型の1台を置けば全頭に行き渡るとは限りません。ほかの猫が近くにいると利用をためらう子がいないか見て、それぞれが使える別の場所にも設置を検討します。台数だけでなく、落ち着いて近づける配置かが判断の軸です。
自分から使ったときに褒め、嫌がる足を押しつけない
爪とぎの近くで遊ぶ、興味を示したら見守る、自分から使ったら穏やかに褒めるなど、嫌な経験にしない働きかけをします。足をつかんでとぎ面にこすりつけたり、逃げようとする猫を押さえたりする必要はありません。
家具でといだときに大声で叱る、水をかけるといった罰ではなく、といでよい場所を整える方向で対応します。AAFPの資料も、望ましい行動を報酬で支え、罰を与えないことを勧めています。飼い主の前だけ避けることと、爪とぎ場所を選べることは別だからです。
またたび付きでも、使用を必須にする必要はありません。まず香りを足さずに、形と場所が合うかを見てください。使う場合は付属品の説明に従い、反応や体調を見ながら扱います。使わない理由を香りだけで解決しようとしないことが大切です。
一度も使わない場合と、使っていたのに急にやめた場合も分けて考えます。後者で歩き方や食欲などにも変化があるなら、爪とぎの買い替えだけで様子を見続けず、動物病院へ相談してください。行動だけから原因を決めつけることはできません。
段ボールの交換時期は「何か月」より、とげる状態で決める
全製品・全猫に共通する交換月数は決められません。使う頭数、力の入れ方、集中してとぐ場所、とぎ面の仕様で傷み方が変わります。カレンダー上の日数だけでなく、爪がかかる面が残っているかと、本体を安全に使えるかを分けて点検しましょう。
| 見つけた状態 | 次の対応 | 判断の理由 |
|---|---|---|
| 表面に軽い毛羽立ちがあるが、しっかり使えている | 汚れや強度も見ながら継続を検討 | 使用跡があることだけで、機能が失われたとはいえない |
| よくとぐ部分が潰れ、以前のようにとげない | 両面仕様なら指定どおり裏返す。改善しなければ交換 | 爪がかかる使える面を確保するため |
| 本体や枠が割れる、崩れる、ぐらつく | 使用を中断し、傷んだ部品または本体を交換 | 表面の残り具合より、支える構造の状態を優先するため |
| 水分・排泄物などで汚れ、清潔な状態を保てない | 製品の手入れ指示を確認し、必要に応じて交換 | 乾いた研ぎカスの掃除とは分けて判断するため |
見た目の古さだけで、お気に入りを一度に撤去しない
Cornell大学は、使い込まれて見た目が古くなった爪とぎを、外観だけで捨てないよう案内しています。これは、壊れたり汚れたりしたものを使い続ける意味ではありません。使用跡と、交換が必要な損傷を分けて見ることが重要です。
安全に使える古い爪とぎが残っている場合は、新しいものを近くに置いて反応を見る方法があります。新しい面を使い始めたか確認してから整理すれば、いきなり使い慣れた場所がなくなる状況を避けられます。ただし、飲み込む破片や不安定さがあるものは残しません。
交換式でも、枠まで傷んだら中身だけで済ませない
替え爪とぎを入れるときは、適合サイズを確認し、枠から浮いたり大きく隙間ができたりしていないかを見ます。無理に押し込んで形を崩すより、部品名と組み方を見直してください。交換後にぐらつく状態なら、そのまま猫に使わせないことが大切です。
交換のたびに、購入日、裏返した日、よく使う面などを簡単にメモしておくと、次の買い足しを考えやすくなります。これは寿命を予測するための厳密な試験ではなく、その家で必要な交換品を切らさないための記録です。
掃除・かじる行動・処分は、段ボールならではの扱いを知っておく
日々の手入れは、乾いたとぎカスを取り除き、使える面と本体の状態を見ることが中心です。カスの出方は製品や使い方で変わるため、出ないことを前提に買うより、周囲を片づけやすい位置へ置くほうが管理しやすくなります。
掃除は表面と周囲を分け、濡れた部分を放置しない
表面に浮いた紙片を取り、床へ落ちたカスを掃除します。掃除機を使うなら猫が離れたときに行い、薄くなった面を強く押して崩さないようにしましょう。枠や受け皿がある場合は、取り外せる範囲で溜まったカスを取り除きます。
洗えると明記されていない段ボールのとぎ面を、丸洗いして戻すのは避けます。水をこぼしたときは、濡れたまま使わせず、変形や汚れを確認してください。においを香料で覆うより、汚れた部分を清潔に保てるか、交換したほうがよいかを判断します。
かじって飲み込む場合は、紙だから大丈夫と考えない
爪で削っているのか、口でちぎって吐き出しているのか、飲み込んでいるのかを区別して観察します。飲み込む様子がある場合はその爪とぎをいったん片づけ、動物病院へ相談してください。単に素材を買い替えるだけでは、繰り返し食べる原因を確認できません。
VCA Animal Hospitalsは、紙など食べ物ではない物を継続的に食べる行動には、行動面・病気の両方の原因があり、異物による消化管の閉塞につながることがあると説明しています。植物由来の糊や紙を使った製品でも、食べ物としての安全性を意味するわけではありません。出典:VCA「Pica in Cats」。
飲み込んだ疑いがあり、嘔吐、食欲低下、元気がない様子が見られるときは、速やかに獣医師へ連絡します。食べた物、時刻、おおよその量、症状を伝え、自宅で無理に吐かせないでください。出典:VCAの猫の緊急時対応。
空き箱の代用と、ごみの分別は製品とは分けて考える
空き段ボールをとぐ猫もいますが、配送箱と猫用の爪とぎでは、とぎ面の構造や安定性が同じとは限りません。箱をかじる好みだけで、市販の段ボール製なら何でも使うとは判断できません。空き箱を置くなら、まず梱包用のひも、テープ、金具、汚れなどを残さないことが前提です。
家庭で作る場合も、倒れない固定や部品の脱落対策を自分で管理する必要があります。接着剤や装飾の安全性を判断できない場合、無理に自作せず、猫用として用途・素材・扱い方が示された商品を選ぶほうが条件を確認しやすくなります。
処分は「段ボールだから必ず古紙」とは限りません。たとえば釧路市の分別資料では、猫の爪とぎの段ボール製は可燃ごみに分類されています。住む自治体の分別表で「猫の爪とぎ」または「ペット用品」を探し、紙部分と枠の材質、大きさを合わせて判断してください。出典:釧路市のごみ分別資料。
段ボール製爪とぎで迷いやすい補足質問
選び方が決まっても、日々の使い方には小さな疑問が残ります。最後に、商品選びの前提を変えやすい点を整理します。どれも猫の様子と製品の使用条件を合わせて判断することが基本です。
爪とぎを使っていれば、爪切りは不要ですか?
不要とはいえません。爪とぎと、伸びた爪の状態を確認して必要に応じて切る手入れは別です。AAFPも爪とぎ環境に加えて適切な爪のケアを勧めています。切り方が分からない、触られるのを強く嫌がる場合は、無理に進めず動物病院へ相談しましょう。
子猫やシニア猫にも同じサイズを選べますか?
年齢名だけで同じ商品を当てはめず、乗り降りのしやすさ、とぐ姿勢、力の入れ方を見て選びます。小さい猫には縁を越えられるか、動作がゆっくりな猫には普段の場所から無理なく近づけるかを確かめます。成長や体調で使い方が変わったら、配置や形も見直します。
よくある質問
段ボール製なら、どの猫でも使いますか?
全ての猫が段ボールを好むわけではありません。現在使っている素材と研ぐ姿勢を観察して選びます。麻や木の爪とぎを問題なく使っているなら、無理に交換する必要はありません。段ボールを試す場合も、使い慣れた研ぎ場を残して猫自身が選べるようにしてください。
平置き型と縦型は何を基準に選びますか?
床で体を乗せて研ぐ猫には平置き型、立って背伸びする猫には縦型が候補になります。見た目の好みだけでなく、普段の動きに合う研ぎ面があるか確認します。複数の姿勢で研ぐ猫なら、一種類へ統一せず、置く場所と使い方を分けて残す方法もあります。
木目調の爪とぎは木でできていますか?
記事で紹介するナチュラル木目調は、名前に木目とあっても段ボール製の爪とぎです。柄と材質を混同せず、素材欄を確認してください。外側の大きさだけでなく、実際に爪をかける面や猫が体を乗せる部分の広さを見て、希望する使い方に合うか判断します。
バリバリボウルの交換品だけで使えますか?
交換用の爪とぎは対応する本体へ取り付ける部品として選びます。本体セットと交換品では内容が違うため、価格だけで注文しないでください。サイズの適合を確認し、枠まで傷んでいる場合は中身だけの交換で使い続けてよいとは判断せず、本体の状態も点検します。
段ボールの爪とぎは何か月で交換しますか?
一律の月数より、爪をかけられる面と本体の状態で判断します。研ぎ面のつぶれ、枠の破損、濡れによる変形などを確認してください。見た目が古いだけで使えている物を急に全て処分せず、安全に使える範囲で新しい物と並べ、利用を確かめてから入れ替えます。
爪とぎを水洗いしてもよいですか?
段ボール製だから水洗いできるとは考えないでください。商品表示に従って表面のくずや周囲のごみを取り除き、濡れた部分は変形や傷みを確認します。洗える床面と段ボール本体の扱いは分け、乾かせば元どおり使えると決めつけず、状態に応じて交換を検討します。
爪とぎを使わない猫には、またたびが必要ですか?
必須ではありません。先に素材、研ぐ向き、置き場所、ぐらつきが猫に合うかを確認します。付属品を使う場合も説明に従い、それだけで必ず使うとは考えないでください。猫の足をつかんで研ぎ面に押しつけず、自分から利用したときに褒める方法で様子を見ます。
段ボールの切れ端を食べても大丈夫ですか?
紙だから飲み込んでも問題ないとはいえません。かじっている様子と、切れ端を実際に飲み込んでいないかを確認し、食べる場合は使用を中止して相談してください。嘔吐や元気の低下などがあれば動物病院へ連絡し、素材を変えるだけで様子を見続けないことが大切です。
縦型爪とぎを壁に寄せれば安定しますか?
壁に寄せるだけで安全が確保できるとは限りません。床の状態、台座の接地、付属の滑り止めや組み立てを確認してください。猫が体重をかけたときに動く物は、そのまま使わせないようにします。指定されていない方法で家具へ挟み込むより、設置条件を見直します。
使い終わった爪とぎは資源ごみに出せますか?
段ボール製でも、全てを資源ごみに出せるとは限りません。製品の素材や汚れ、付属部品の有無を確認し、自治体の分別ルールに従ってください。交換式なら中身と枠で扱いが異なる場合もあるため、商品を選ぶときに交換部品の購入方法と処分方法を合わせて調べます。
まとめ:段ボールの爪とぎは、猫の動きと交換のしやすさで選ぼう
段ボール製を選ぶときは、「どれが人気か」より、愛猫がとぎたい動きに合うかを先に見ると判断がぶれにくくなります。使える条件を整えたうえで、PEPPYの商品寸法と交換方法を照らし合わせてください。
- 段ボールは爪とぎ素材の一つで、好みが合えば選べる。全猫への適性は保証されない
- 床でとぐ猫は平置き・カーブ型、伸び上がる猫は十分な高さの縦型から検討する
- 外寸だけでなく、とげる面、足を置く面、乗り降りする余裕を見る
- ごろん猫の爪とぎ ナチュラル 木目調は、約55×30×16cmのカーブ型が候補になる
- バリバリボウルは、本体と替え爪とぎ、MとXLを取り違えずに選ぶ
- ガリガリウォールは、猫の伸びる高さに対して使える面が足りるかを確かめる
- 購入前に送料と返品条件を含めて判断し、試用後の返品を前提にしない
- 使わないときは、よくとぐ場所への配置とぐらつきを見直し、叱って使わせない
- 交換は月数だけで決めず、とぎ面の潰れ、構造の損傷、汚れを見て判断する
- 段ボールを飲み込む場合は使用を中断し、体調の変化があれば速やかに獣医師へ連絡する
まずは今ある爪とぎを使う姿勢と、置ける場所の寸法を確かめましょう。カーブ型・ボウル型・縦型のどれが必要かを絞ってから選べば、見た目だけで買うより、愛猫の生活に合う候補へ近づけます。


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